2013年4月21日日曜日

引っ越し

     ブログ引っ越しました
             新しい住所はこちらです


ここでの記事も引っ越しと同時に移したので、新しい場所でも古い記事読めます。今後ともこの志の高さと更新率が反比例なイノチノワBlogよろしくお願いいたします!!

2012年7月20日金曜日

泥んこweekend〜アースオーブン〜






イモ掘り遠足、始めての畑仕事、田植え、コブビルディング....
濡れた土に触れた瞬間に、みんなの顔がぶわっと輝く。
実はそれが見たくてやったのかもしれない?先週末の
“泥オーブンビルディング/キャンピングワークパーティ ”



5月にコブビルディングよるキャビン建築ワークショップを1週間受けて(このワークショップの主催であるMud girlsのサイトは現在ウィルスくらってるようなので、代わりにこのワークショップに参加した人のブログを見てもらったら、雰囲気伝わるかと)、色々な意味で素晴らしい経験をした私は、自分でも何か作らずにはいてもたってもいられず、ヘンリーリードファームに住ませて頂いている事実を最大限に利用してファームにコミュニティ泥オーブンを建てさせてもらう事にしました。


その前にコブとは何か?
コブとは粘土/砂/わらのミクスチャーで、ようは泥です☆
しかしこの泥が世界最古の建築マテリアルであり、昔から人は泥で家やオーブンや器やもろもろを作ってきました。インドのチャイの器、日本の土蔵、ホビットの家(多分)などなどその技術は今も世界各地で受け継がれています。


まずは、素材集め。
土台となる石は、ファームに落ちている石や山から集めてきたもの、要所には買ってきた石も使い、砂はmason's sandというものをトラックで買いにいき、粘土はオーブンを建てる場所から掘ったものや近所の河原から汗だくで掘り起こしてきたものなどで用意。

石の土台作りから始めの数インチの土台はほぼひとりでやりましたが、時間かかるかかる。汗だくでがんばって、一日コブを2インチ積み上げられたら良い方。そこで思い出したのです。コブビルディングにおける美しい事のひとつは、機械ではなく人の手によって作り上げ、その目的のためにコミュニティが形成されるということ。


よっしゃ、じゃあ(ワーク)パーティだ!!


友達を沢山招いて、手伝ってもらおう。
子供も大人もみんなで泥んこになって、何かを一緒に作る。
そのお礼には、出来るだけヘルシーで良い素材を使ってご飯作っておもてなし。
この日のためにがんばって鶏も2羽絞めました!!
(食ってはないけど鶏をしめる僕をもうベジタリアンとは呼ばれないなー)



そしてその週末の土曜日。
集まってくれたわが美しい友人達は、炎天下の中石を拾い、泥をこね、それを積み上げて...と子供も大人も笑顔満面でやってくれました!僕の方はあっちやこっちでのど痛くなるくらい喋りまくり(いや、オーブン制作の説明でね)、同じ事を2度説明する事をなるべく避けるために説明の殆どを英語に統一したけれど、日本人友もカナダ人友も、僕のどうなの?英語をなんとか理解してくれたようで、というかみんな超飲み込み早い!!オーブンはスゴイ勢いで積み上がっていく!!
そして泥をこねる時(mud danceとそれを僕は呼ぶ)、泥に触れる時のみんなの顔!!
ファームで働き始めたときの感覚を思い出しました。
やっぱり僕ら生きてるものはみんな土から来たんだ
だから土と繋がる時、電気が走ってひとは喜ぶんだ
コブや畑がEarthと僕らをつなげて、僕らコミュニティになる
イエイ!!!

    (子供達も立派な戦力。え?児童労働?)



オーブン制作は予定していた通りに事が進み
土曜の夜はBBQパーティ!食べ物足りるかしら...(タラー;)とか思ったけどどうにかなったようで、Farm crewのJadeによるモヒートワークショップも大盛況♡Jadeデモンストレーションのあとは、ハンサム兄さん達が流れ作業でミントをちぎり氷をたたき割りモヒート工場大忙し。僕もモヒート片手にオーブンと皆とを交互に眺めては感慨深い事この上なし。夜は更けてもパーティは一部でえんえんと続く...



翌朝日曜日、天気予報通り天気はかるーく雷雨(汗)
目玉焼きを焼くフライパンは雨に降られてバチバチはねトーストは一部湿っぽくなりつつも、朝ご飯を雨の中みんなで食べたあと、こうなったらもうみんな帰るだろうと考えていたので、あとの作業は一人でやろう、ここまで手伝ってもらっただけでもスゴイ進展だぁ〜、と思っていたら。さすがは山の人、スコーミッシュチームのゆいちゃん+ユウジ君&キッズとしほちゃんは「いや雨なんてなれてるし」と作業続行。日曜日の作業はしかもぶっちゃけ大人数を要するものではなかったので完璧!少数精鋭で粘土を水に溶かすという地味な作業を内職のオバちゃんさながらの雰囲気で進めていくと、雨も徐々に弱まり出していう事ナス。ぶっちゃけ用意した食べ物も人数減ったおかげ様で足りた☆あはは。
午後には空き瓶+おがくず+粘土水でオーブンの断熱材を作り、その上にオーブンのフロアになるレンガを乗せて、おお〜!ここまで進むとは朝の時点では思わなかったぞ!!


              (山の人たち)

レンガが積み上がる頃には晴れ間も見え始め僕らはみんなで僕のお気に入りの地元ビーチのシークレットビーチに行った。対岸であるバンクーバーアイランドへと繋がる海原と潮風がこの週末のオーブンパーティを成功させるべくずっと肩肘パンパンだった自分をチルしてくれた。泳ぐような陽気ではなかったけれど、泳いだのと変わらないくらいリフレッシュ出来たよ。海のそばに住める幸せを再度感謝。




スコーミッシュチームも帰路につき、一人ファームに残った僕は作りかけのオーブンを眺めては「あ〜最高だ」「so awesome」「 so super」「 so amazing 」「いやマジすげえ」と幸せのため息大連発。これは本当に、僕のオーブンではなくてコミュニティオーブン、僕らのオーブンなんだな。コミュニティって、ただその場所にいる人って意味ではなくて同じ目的や幸せを共有する集まりの事なんだ。


パーティで交わした会話を思い出す
「なんだかやりたい事がどんどん出来て、夢がどんどん叶っていく。繋がっている友達のおかげで」



オーブン作りを通じてまた沢山学んだ そして思い出した
友達が私のコミュニティだ 人も土も植物も動物も
私を支えて応援してインスパイアし続けてくれるコミュニティ
あなた達のおかげで私の夢が叶い続け 人生は愛に満ち 世界はより良くなる一方
あなた達が私のヒーローだ  everyone is my star☆
これを今読んでいるあなたは私のコミュニティの一員なのです




私を生かしてくれてありがとう
You rock my world!!
愛してるよ


心から全てに感謝




PSーオーブン物語はまだまだ続く、てか完成してないしな!!





写真提供
ゆいちゃん





2012年4月14日土曜日

I dig no digging



Ruth Stoutをきっちり真に受けて&ラザニアガーデニングやその他これまで本で読んできたことを真に受けて、ジャガイモを紙の上に植えてみた!

紙は鶏の飼料が入っていたブラウンペーパーで、このあとジャガイモの上には(理想を言えばコンポーストだけど)肥料を少し混ぜた土をのせ、その上に大量のわらをマルチとしてかぶせた。
この方法で、紙が雑草を抑え、しかしながら芋の成長過程で紙も徐々に分解され、マルチも必要に応じて(芋が日にさらされると緑になってしまうので)足しながらいけば、収穫時には芋を掘らずにわらをどけるだけで収穫できる予定なんですよ!

この畑はとくに雑草が激しい区域なので、この方法で雑草を抑えられたらうれしい。
というかこの様な方法を続けていく事で、いずれ畑をたがやさなくとも野菜が植えられるようになったら素晴らしい。




ちなみに、写真手前の白いぐるぐる巻のテープは、同僚と共同購入した$200越えのドリッピングテープ!!これで夏中水やりのために時間を割かずにいられる.…予定。
http://www.irrigro.com/  
効果いまいちだったら泣くなー。


 

2012年4月4日水曜日

玉ねぎ追記

まー、それで先日頂いた玉ねぎを調理して食べたりしたんですけれども。

前から思っていた事をここで。

玉ねぎって、まるごと調理すると宝石!
頭とおしりだけちょっと切って、丸のまま調理できれば最高。
自家栽培しているand/orお店で買ってもたまにちっさいのあるでしょう?
切らずに丸のまま調理して、丸のままを食べると甘くてウメーーーーーーーーーーーー!!


僕のお気に入りは昆布&しいたけだしがあまってたりしたら迷わず丸の玉ねぎを(茶色い皮はむく)その中で煮て、醤油たらして頂く。玉ねぎ育てて良かった…(泣)と思う瞬間。
今度は水なし、というか蒸してみて醤油たらして食べてみようかな。


実はキャベツもまるごと調理するととてもおいしいです。

2012年4月1日日曜日

あなたとわたしの間には





お友達のお父さんから玉ねぎとジャガイモをいただきました。お父さんは私とは違った角度で社会や農業の持続性だとかに強い関心をお持ちの方で、お話をすると興味深い視点がたくさん伺えるけれど必ずしも同意できるわけではない、といったカンジの方で。そのお父さんに野菜をもらいまして、ありがたくいただきながらも「農薬…」とか「もしかして放射線当ててるかも…!?」(お父さんは食べ物の保管できる寿命を長くするために野菜などに放射線を当てることは科学的に画期的&イケテルと思う方で遺伝子組み換えやF1などのバイオ化学系にも賛同の意を示すお方)とか頭が悶々してしまったのも事実です。


このお父さんとはっきり議論したことはないけれど、考え方が逆方向だからと言ってお父さんに(も自分にも)悪気は全くないし、お互いに信じる良かれと思う未来への解決策を日頃から考えあぐねているのだから、本当はむしろちゃんと話して意見を交換するのがいいのかもしれないけど、いかんせんこの人に合うのは年に1、2回だし。

なんて少し、うむ~、と考えてみて、辿り着いた今日の結論は以下のようなカンジでした。

"頭で食べるな、心で食え"


 ブルースリーっぽいね。


植物は自分の肥やしとなる周囲の環境を選ばない
それでも与えられたものを最大限に利用して育っていく
私は「選べる」と「与えられる」という二つの特権を行使できる身にあって 思うのは

選ぶ時にはまわりのためを思って選び
与えられる時には 迷いのない感謝を 生かされていることへの感謝を
忘れないようにしたい

なんて思った。



「生かされている」
ということを知ることが、何事へも最初の一歩なのかも、と思いました。
疑問はその確信の後から向き合って行けばいい。


玉ねぎ実際めちゃうまかったー。

















追加


2012年3月23日金曜日

13ヶ月の学校


13ヶ月のパーマカルチャーデザインコースに申し込みました!
一昨年は満員で断念、去年は震災とファンドレイザーでばたばたしてるウチに始まってしまっていたこのコース、月に一度、丸一日のの授業が13ヶ月に渡って行われ(パーマカルチャーという概念を考えたら2週間で終わるようなコースと比べたらまったくもってスチューデントフレンドリー☆そして理にかなって流と思う)、地元コーストのファームや森や、時にはバンクーバーなどに遠征もあったりと、楽しそう~!

自然に逆らわず、共存しながらその仕組みを利用してスマートな環境を自分のガーデンに作っていくための知恵を頑張って習ってきます!!
オーストラリア生まれのパーマカルチャー、でも自然と共存と言う意味でもこの地元サンシャインコーストでコースを受けられるのが本当に嬉しい!!

2012年3月18日日曜日

mushroom grow-op

しいたけの種付け本日完了!
写真がない(デジカメの充電器が見当たらない…誰か心あたりありませんか~?ないか)ので盛り上がりにかけるけど、写真があっても見た目にはタダの薪、って感じなのでやっぱり盛り上がらないかも。

収穫は.…1、2年後なんだって。遠い~。
遠い~、といえばアスパラガス。種植えから収穫まで3年。遠い~~~!
でもやりますよ、苗作りますよアスパラガス。



だから2012で世界に終わられちゃあ困るっつーの。