2011年5月1日日曜日

starving eagles

最近、イーグルが家の周辺上空をよくくるくる飛んでいます
それだけならまだしも,大家さんに鶏やアヒルをさらって食べてしまいます

去年の夏くらいまではあまりそういう事はなかったのに、それ以降からこういう事が増え出したのだそうです。
去年の秋冬と言えば、私は熊に悩まされていました
http://inochinowa.blogspot.com/2010/11/nightmare-weekend-or-another-farm-gong.html


思えば去年あたりから,ファームの動物が野生動物に襲われる話を良く聞くようになりました。鶏やアヒルがイーグルやフクロウに襲われたり、羊やヤギがクーガーやオオカミに襲われてしまったという話をここ,サンシャインコーストだけでもよく聞きました。
そして思い出した,この冬に聞いたニュース
「飢えて衰弱したイーグルが空から落ちてくる/VancouverSun」
http://www.vancouversun.com/Starving+bald+eagles+weak+they+fall+from/4332314/story.html

フレイザーバレーでサーモンがあまり捕れなかった(又は人が捕りすぎた?去年はサーモン豊作の年かと思ってたけどサッカイだけなのかな?)ため局地的に起きている事なのかと思ってたけど。。。


先日は、海辺で3〜4羽のイーグルが何やらでかい動物の腸を奪い合っている,かなりエピックな場面を目撃しました。何の腸だったんだろう,鹿?人?

食べるものが見つからないイーグルは、仕方ないのでダンプ(ゴミ処理&埋め立て地)に行きますが,熊と違って(熊だっていやだろうが)イーグルは消化器官が熊やコンドルなどのように強くない上,人間のゴミはただでさえ毒だらけなので病気になってしまう。
それに比べたら,ファームの新鮮な鶏やアヒルの方が絶対おいしいし,健康にも良い。。。
ってだからってそれ食べられちゃかなわないのがこちらの事情。
ファームの動物は,手に入れる事も育てる事も当然ただではないので,ただでは上げられない。なので、イーグルという動物に対して最大の敬意を払いつつも、上空を旋回されたら石を投げたり(どうがんばっても当たりゃしない)、農機具振り回したり、「あっちいけー!!」などと叫んでみたりしている、最近の農作業風景です。



食料危機は,人間にも起きるが動物にも当然起きる。