2010年3月25日木曜日

HenryReed Salad Mix

写真の写りがイマイチですみませんが....
今年一番! 
待望のHenryReedのサラダmix出ました!

現在のサラダミックスの内容は
レタス4〜5種類
ベイビーマスタードグリーンズ
(水菜/壬生菜/ベカ菜/アルギュラ/ボクチョイ/ケールなど)
モッシュ(a.k.a.コーンサラダ、味が似ているらしい為そう呼ばれる)
クレイトニア(カエルが乗っかりそうな可愛い形の春の野菜)

以上です!

春のカラダはビタミンを欲しています
HenryReedのサラダミックスはビタミンがっちり入ってます
季節はじめの旬のサラダでリフレッシュして下さ〜い!!


ベジスタンド/スーパーマーケットで週末に売り出し中!

(書いてて腹減るな〜 断食8日目のネンでした)

2010年3月12日金曜日

身土不二は信じるがチョコレートがやめられん!



チョコレート大好き!
コーヒー大好き!バナナも大好き!!


今日はそんな私やあなたが知っておくと沢山の人が助かる話です。
写真がボケボケで申し訳ありませんが、このマークを見た事ある人、当然知ってる人も沢山いるでしょうが、このマークは「フェアトレード」のマークです。


フェアトレード(公正貿易/取引)と言う言葉は今や、「フリートレード(自由貿易)」の対義語と見なされています。バナナやコーヒー、砂糖、スパイス、チョコレートなどは主に南半球の国々で生産されています。これらの生産物はcommodityと呼ばれるものの一部で先物取り引きの対象になったりしているんですが、フリートレードでは現状、生産者(農家)には殆どその生産物に自分達で値を付ける事が出来ず仲介業者や大企業に買いたたかれ、生産者(農家)は貧窮しています。多くの場合、生活水準を保つ事すらままならず、子供も学校に送れず
生産を続ければ続けるほど借金が増していくようなシステムに首までどっぷり、という状況から抜け出せずにいます。
何故そんな事になるのか? それには色々な事情(労働組合の欠如または企業からの圧力によって結成されない、など)がありますが、基本的に図式はこうです。


労働力の買い叩き+生産物の買い叩き×フリートレードの駆け引き=


     企業の利益
     (おまけとして安い食品)


*こんな十把一絡げな図式じゃ説明的にだめかもしれないので参考になるような
文献とかもあるので以下に。

http://www.oneworld-publications.com/cgi-bin/cart2/commerce.cgi?pid=98&log_pid=yes
(小さいながら分かりやすくてとても良い本)
http://www.blackgoldmovie.com/
(コーヒーとトレードに関するドキュメンタリー映画)
http://www.fairtrade-jp.org/
(これもフェアトレードのラベルです、覚えよう!)



私にはフリートレードが巨大な現代の奴隷制度に見えます。
そして私は誰かを追いつめて苦しめた結果によって自分のところにやってくる食べ物をたとえ安くとも食べたくない。お金を払いたくない&その産業をサポートしたくない。

私は、自分の食べる食べ物を作る人が正当に評価され賃金を支払われていると知りたいし、
多少余分にお金を出す事になっても、その結果当地の有機農業や、伝統や環境の保護をサポートできるならしたい。

そして私は好運な事にこういった食べ物を選んで買える立場にある。
良い変化の為に投資する余裕がある。

フェアトレードやオーガニックの食べ物を「買う」事は、ひいてはその産業や環境保護を
サポートする事になります。質の良いものにより多くの金を払っているだけでなく、
あなたは誰かを、世界にとって良い変化を助けているんです!!

私達裕福な国の消費者が公正な値段を支払う事によって
ー当地の生産者(農家)もシアワセ
ー当地の環境もシアワセ(フェアトレードの食品は主にオーガニックで、当地の環境保護を  推進したやり方をしています) 
ー安くないのでチョコレートをバカ食いしなくなって私の体もシアワセ
ートータルで地球もシアワセ

カンタンだけどすごく良いでしょ?



トレードが起こる限り、石油燃料を使った飛行機や船で産物が運ばれたり、やはり資本主義の片棒を担ぐ事になったりマイナスな面もあるかもしれないけれど、もしあなたが「自分の家の周囲100マイル外のモノは食べない!」とかハードコアな誓いを立てられず(私はまだムリ)オリーブオイルや砂糖のない生活なんて考えられん!というなら、フェアトレードのマークを探すようにしてみてはいかがでしょう?近所のお店にないならリクエストしてみるのもいいかもしれません。


食べ物を生産する人たち(農家)を私達が守らなければ誰がやる?
食料が減ったら値段が上がり苦しむのは私達です。農家と農地を守りましょう!






2010年3月5日金曜日

Bye Bye Piggie



今日、去年からHenryReedファームに2匹いた豚のうち、残っていた1匹が屠殺されました。もう1匹は去年、私が日本に行っている間に屠殺されベーコンやポークチョップになりました。そして今回は私も屠殺を見学&手伝いもしました。「おめーベジタリアンじゃねえのかい?」とお思いの方もいるでしょうが、まあまあ最後まで読めやい。

4本足の屠殺を見るのは初めてで(鶏しか見た事なかった)、しかもこの豚はかなりデカかったので「どうやってやるんだろう?」と思いながら見学していました。

まず豚は前日から餌を抜かれ、屠殺にはハンティング用のライフルが使われましたが動物に対して弾が小さかったのか微妙に急所(銃殺の場合、一撃で苦しまず死ぬよう眉間のど真ん中を狙う)を外したのか一撃では死なず、豚は苦しみ3発目でようやく倒れました。ここが最も見るに耐えない場面でした。ファームの奥さんは「だから303(デカイ方の銃)使えつったのに!」と旦那さんに怒っていました。豚が倒れたらすぐ、デカイ男二人で体を押さえ頸動脈を切り、大量の血が出て豚は息を引き取りました。その後豚の足にロープをくくり付け、トラクターで持ち上げ、更に血抜き。私が手を貸したのはここから(あと内蔵を埋める穴(墓穴?)も掘りました)で、旦那さんがノコギリで首を切り落とし(頭を使って何かを作るって行ってたけど思い出せません)、奥さんは持ち上げられた豚を胴体の真ん中から切り開き、内臓を掘り出しました。豚はオスで、「おチンチンのところは避けて切り開くのよ、でないとおしっこがビャーっと出て自分に引っかかるよ!」と奥さんは教えてくれました。血まみれになりながら共同作業で豚を解体していく奥さんと旦那さん、私はただナイフや道具を渡したり、取り出した内臓をwheelbarrow(日本語でネコだっけ?手押しの一輪車)の中に受け取って、前もって掘っておいた穴に埋めたりしただけなんだけど...(肝臓や心臓などはファームにいる2匹の犬の御馳走になります、わかってるのかじっとまわりで見てた)。


この一連の作業を経て、豚は肉になりました。これは売り物ではなくファームの家族のものです。動物が肉へと変わる作業、とても大変で危険も伴う作業にも関わらず、多くの北米の精肉業者は違法移民や不法就労者をなんの保障もなく最低の賃金で雇い、ここにはとても書ききれないような様々なトリックを用いて利益を上げようとしています。でも、私達の食べる肉はこうやって私達の食卓に上がるのです。私も女の子の友達で日本で鶏肉を切ったりパッキングしたりする職に就いている子がいますが、寒い部屋での作業や肉という脂の多いものを刃物でさばくという危険な作業を通して生活の糧を得ています。


自分が今まで食べてきた肉は、誰かが代わりに殺して誰かが代わりにおろして”商品”となって自分のところに来ていたんです。肉を食べる食べないの是非を問うているのではなくて、私達が食べる動物とそれを育てる人々や殺す人々に対するリスペクトを私達は持っても良いんじゃないか、と思います。あなたがファーストフードで百円だか二百円のバーガーを食べるとき、その安さが働く人に対する低賃金や動物を効率最優先で工場で育てたりしている事の結果なのだ、と言う事を知って下さい。私達の食べ物がどこから来るのか知りましょう。あなたの食べる全てのものはあなたの一部、つまりはあなた自身になるのだから。



私は実は、動物の屠殺方法を覚えようと思っています。今後自分がまた肉を食べるかどうかもわからないけど、知っておきたいんです。だから今回の見学&手伝いも自分から志願しました。「おめー本当にベジタリアンかよ」と冗談で言われましたが。ベジタリアンじゃないならなくてもいい、ただ納得のいくものだけを食べるようにしたいのです。そしてそれはとても贅沢な事で特権的な事でもあります、食べるものを選べない人の方がこの世の中の大多数なのだから、だから自分の人生は本当に恵まれている、と巡り巡って豚の屠殺からここに辿り着いた本日のネンでした。




bye bye piggie, you may be a human and I may be a pig in the next life,
if that's the case make the best fuckin' bacon out of me.



2010年3月3日水曜日

サンシャインコーストの皆さん!!(でなくても誰でも)

今年もこの日がやってくるぅ!

seedy saturday!!


seedy saturdayはコミュニティ内での植物の種のbuy,sell & tradeのイベントです
特にトレードのコーナーはトレードと言うより種を無料で配ってる!!
僕も毎年トレードのコーナーにいくらか種を出して、持ってない種があるなら少しもらってきます。実際のところ、私は2月末にはその年に育てたい種のほとんどをもう揃えているので「もっと早い時期にやればいいのに...」と毎年思うがご愛嬌。でもこういうイベントがあると、こんなにもたくさんの人が同じコミュニティ内で種を交換しあって、種は毎年毎年この地域の気候/環境に適応していってより強くなり、数が増え、野菜を育てることが多くの人にとってより楽しくなり、強いてはここサンシャインコーストのfood security強化につながる!と本当に信じられるようなエナジー溢れるイベントです。
また、トレード以外でも珍しい種や球根、根などを売っている人や地元で採れる蜂蜜やbeked goodsなんかも売ってます。


「ま〜でも種があっても庭いじる時間がね〜」というソコの人!!
あなたの庭作り手伝います!コンテナガーデニングでもなんでも手伝います&知ってることは教えます&アドバイスします!!!


だから 
Everybody grow your food!!

seedy saturdayの詳細
http://ja-jp.facebook.com/event.php?eid=312795711483&ref=share


近所の方は是非是非!行って下さい!!