2010年2月27日土曜日

僕らの町の八百屋さん



その名も
Jean's Organic Food Club!!


サンシャインコーストはロバーツクリークの中でも、
「え?ここに店?」てな場所にあるJeanの店は野菜だけでなく肉や乳製品、
お菓子や油など食料品店としての機能をちゃんとこなしてるだけでなく
全てオーガニック&明らかに値段でBig Stores(IG*とか)と張り合っていて
大概の場合同じ商品なら 同じ値段か安いかのどちらかで売られています

店のオーナーであるジーンは (ちょっと怖め?つー話もあるが)
非常に良心的な人で ふるくなり始めた野菜をすぐに値引きし(又はただで配り!)
店にないものは(可能なら)オーダーで取り寄せてもくれます
生鮮食品の鮮度も高く、スーパーのように一日中上から水スプレーを野菜にかけたりしないので野菜が脱水症状起こしてません!(スーパーの野菜が時々、店では新鮮に見えたのに買って帰るとすぐにしなびたりするのは、水スプレーによって見た目の鮮度を保っているからで、必ずしも本当に新鮮かどうかはわからないそうです)


そして!ここサンシャインコーストの日本人奥様方がわざわざバンクーバーまで買いに行くタイプの野菜も売ってたりします。Jeanは白菜好きなので常にあるし、先日僕はゴボウを280g、腕くらいの長さの3本、$6で買いました!バンクーバーでゴボウが幾らくらいかわからないけど、日本のオーガニックでないゴボウの値段の2倍くらいです。


勿論全てではないけれど、出来るだけBC州のもの、近い場所からのもの、きちんとした定評のある食品を常に提供してくれるJean's organic Clubを僕はこれからも応援しようと思います!つって自分の野菜が出来始めたらあんまり行かないんだけど....  ごめんね冬しか行かなくて。
HenryReedの野菜も(春から)売ってまーす!


場所はハイウェイをGibsonsからSecheltに向かって走ったら右手にPell Rdが、Robert's Creek Parkの前に出てくるのでソコを右折、2番目の曲がり角を右に曲がるとソコです!!見た目は完全に倉庫です!!
 


 

2010年2月25日木曜日

手前味噌


     お味噌作っちゃった♡


もうお嫁にイク準備万端♡ てのは冗談です いかないよ〜ん
発酵食品作りの大先輩 友人あっちゃんに助言を得て作ったのよ手前味噌
初めての挑戦ですが これまでに様々な発酵食品作りでコケている僕はちょいと心配
うまくいくのだろうか?

玄米麹なる、既に米に麹が付着してる便利アイテム(麹作りが味噌作りの中で最も大変らしい)
を使って、袋の裏側の説明通りに作ってみたら.... なんか米が多い?
しかも、保存する容器に対して味噌が少なっ! 少なすぎ?
経験と想像から、発酵食品作りは訳のわからない(いや考えたらわかるけど失敗するまで気がつかない)ところでコケたりするので、もしかしたら容器がでかすぎて発酵しないとかいう事も起きるかもしれないけど 結果がすぐ分からないのも発酵モノの特徴
結果は8ヶ月後!! 

8ヶ月も待つのか〜 味噌は大豆でなくとも他の豆でも作れる(ひよこ豆とか)らしいので
もうすぐにも もう一回味噌作りたい僕でした 
来年まで待てね〜
 

2010年2月22日月曜日

they are not as dumb as you think




          七面鳥の話です

 私の住む/働くHenryReedファームには今ターキーが三羽います。去年の10月時点では八羽いたんですが、クリスマスとサンクスギビングのあとで数が減っていました... 当たり前か
 北米ではどういう訳かターキーやチキンはアホの代名詞みたいな事になってるようですが、なかなかどうして彼らそんなにアホでもないんじゃないか?と個人的には思い始めています。彼らは放し飼いしても逃げません、飛べないからと言うよりはterritorial,自分の庭だとわかってて闊歩しているカンジです。ターキーに至っては作業をしている我々の後を着いて回ったり、仲間に入りたいのかじっと見つめてたりします。鶏も餌をくれる人には着いて回ります、ただし卵の鶏のみ、肉用の鶏は悲しい事にやっぱ結構アホです。どうアホなのかは説明しづらいのだが....

 先日、ファームで作業をしていると一羽のターキーがずっと着いてくるので、ゆっくりと近づいてみると、触れた!頭も撫でれた!かわいい〜(顔怖いけど)、と思ったら喉を鳴らしてるじゃ〜ありませんか!お前は猫か?ネコ科?鳥も撫でられて喜ぶなんて知ってました?私は知りませんでした。かわい〜。

 賢かったり可愛かったりを基準に、この動物は食べて(殺して)いい/保護すべき(食べてはだめ)と決める事には矛盾を感じますが、意思の疎通らしきものができると殺す事に躊躇するのが人情ってもんなんだろうなあ。どの動物も生きてるんだけどね。


 とりあえず、今年は自分でも鶏(卵とコンポーストの為)を飼い始めたいと思っています。鶏小屋を建てねば!木材(特にplywood)余ってる人連絡下さ〜〜い!!




2010年2月20日土曜日

compost part2


part 1はどこかって?前の回です。


去年積み続けた僕らのコンポ—ストを昨日、ついに開いてみました
(上の写真がウチのコンポースト、上っ面のわらをどけたところ)
気分は鏡割りです  そしたら

まだ全然Chunkyだよ〜 なんかモロコシの芯とかアボカドの種とか出てくるし
卵の殻って全然分解しないんだな〜! 本に書いてあった通りじゃ!
でもそれを除いたらけっこう良いんじゃない?? でも。。。


すんげ〜湿ってる〜 重い〜
これは冬の間 コンポストにカバーをかけて置かなかったからだっ
ここカナダの西海岸は冬の間雨がたくさん降るのです その雨をふんだんに吸い込んで
僕らのコンポーストは重い重い どっちりしてます
本当は、片手で握って軽く固まるくらいの湿り気が良いらしいが
握ると水が出てくるくらいの湿り気 う〜ん

どっちみちコンポストはふるいにかけてから使うんだけど
重いと大変なのだな ファームにはコンポーストをふるう機械があるが
あまりにもデカイ重機器なので多分使わせてくれないだろう 
Man Powerでがんばります
そしてあまりに湿ってるのでライムを混ぜてみようと思う
ライムとは石灰の事で湿りすぎている土に混ぜたりして土の水分量を調整するのに
使ったりするものです。


今日も肉体労働じゃ〜〜




2010年2月18日木曜日

Manure

突然ですがお宅のコンポースト、
うんこ(manure) 入ってますか〜〜?



去年の僕のコンポーストには入れませんでした
うんこをくれる動物(鶏やウサギ、馬など)がいなかったからです

うんこは(以下manureって書きます。うんこ連発もなんなんで)コンポーストに
ナイトロジェンを与えてくれる重要な材料の一つ、鶏糞だけを肥料に農業してる人もいると聞きます。昔の中国では農家の人は他の家を回って人糞を買い取っていたりもしてたそうです。manureをコンポーストに入れる事で一気に温度が上がり、コンポーストが調理?されます、そしてコンポーストの中で生分解が起こり、微生物が活躍しまくって、美しいチョコレートケーキのようなコンポーストが出来上がる訳です。


けれど、manureがきちんと生分解されるまえにコンポーストが畑に足されると
イコライ(大腸菌)などの病原菌が発生する事もあるようで、以前にもアメリカ産のオーガニックほうれん草から大腸菌が発見されたりしました。お金はかかるけれどコンポーストをラボに持って行って検査してもらうという方法もあるそうです。


manureは他の農家から買ったりする事も出来ますが、認定オーガニック農園に住んでいる為、外から何を畑に持ってくるにしても規定がキビシい! 自分のmanure を使う、という手もありましたが自分一人の畑でないのでとりあえず断念しました、今年はね。


動物系のものをいっさい使わず(ボーンミールやブラッドミール)、manureなしでコンポーストを作り野菜を育てている人もいますが、個人的には「土から来たものは土へと還る」のが
やはりオーガニックなんじゃあないかと思います。だから自分のmanure使いたいのよね〜、そしたら本当に循環するもんね〜。



とりあえずmyフンについてはファームの他の人との兼ね合いもあるので徐々に話し合って行き、まずは今年から鶏を飼って鶏糞を手に入れたいと思います。



ちなみにmy尿は水で薄めて、ナイトロジェンブースターとして畑に蒔いたりします。
(野菜にはかかってませんよ!!土にだけ!!)


2010年1月28日木曜日

Back In The Farm

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします、って義務感からでなく本心からのご挨拶
もうちょっとで2月だけど



2ヶ月ちょいの里帰りのあと ファームに戻ってきました
グリーンハウスのネズミ害がけっこうあったらしいけど
(ほうれん草など軒並みつまんでいったらしい)
自分は日本に行ってて何も育ててなかったので被害ゼロ


が! アウトハウス(外の便所)のゴミ袋(紙を流せないのでゴミ袋に捨てている)
の中に ネズミ君が住んだ(or住もうとした)形跡アリ! 袋の横にネズミ大の穴!
湿ったティッシュの中で暖をとっていたのでしょうか
ネズミライフも楽じゃないね

でも気持ち悪いので袋は変えて 新しい袋を床の上でなく壁にかけました





今年は何を育てよう?



2009年10月10日土曜日

Cover Crop

畑も休暇を取ります


私も休みとって里帰りするように畑も休みます

その休みの間、畑の土を守る為に育てるのがカバークロップです
カバークロップは地方や季節や好みによって変わりますが主に
ライ麦などの穀類、クローバー、豆類(legume)などの 植物で
これらの植物は休んでいる畑の土が風で飛んだり水で流れたり
(見た目で気づくのは難しいかもしれないけど以上の事は本当に起きる、らしい)
せっかく蓄えた栄養が流れ出したりするのを防ぎます


これらを冬の間に育て、春になってまた畑を使う時にはカバークロップの
生えたまま畑をTill、耕すのです




つってここまでは、ファームのボスから聞いた話
私は今までカバークロップなるものを育てた事ありません
最近習った事です 


 

そこで私 また実験です
①畑の一部は、ボスの言う通りちゃんとカバークロップ植えます
②別の一部は(コーン畑ですが)コーン生やしたまま、土の上には雑草と、コーンの剥いた
皮などでマルチして一冬放置
③別の畑は、畑の表面を雑草ごとカンナで削るように剥がし、それを裏返して根っこ側を
上にして畑に戻しまして一冬放置
④最後は、前の収穫の終わった畑に何もせずカバークロップの種だけ撒く




自然農法のグル、福岡正信氏のように冬に麦、夏に米、とローテーションしながら
やれると超理想ですがココはカナダ& 所変われば農法変わるってことで
この冬は上記の実験をしてみたいと思います




な〜〜〜〜〜んて余裕こいてるけど 早くやんないとヤバい
オイラ来月里帰りだもん ヤル事山積みでやんす!!