2009年8月28日金曜日

This is HenryReed








私の働く&住み込んでいるHenryReed Farmは、カナダのBC州のサンシャインコーストにある小さなオーガニックファームです。敷地は10エーカー、でも実際にファームとして使われているのは3〜4エーカーくらいで、林とプレイグラウンドと小さい家、キャビン2軒と私の住むトレイラーがあります。オーナーの名前はヘンリーさんでもリードさんでもなく、マーティン(ロシアンサーカスの団長のような風貌)とトレイシー(天空の城ラピュタに出てくる海賊のおばさん系)で、ワイルドな風貌とは裏腹にとってもスウィートなこのオーナー夫婦にいつも良くしてもらっています。何故ファームの名前がヘンリーリードなのか?それはファームがHenryストリートとReedストリートの角にあるから、だそうです。地元の人ですらその名前の由来を知らないので、よく勘違いされて「ヘンリーさんいますか?」とか聞かれたり。
写真はファームの前にある、無人野菜販売スタンドです。春先に撮った写真なので野菜の量があまりないけれど、今時期、夏にはこの3倍くらいの量の野菜が並び、お客さんが「ワーォ、これだったらもうスーパー行かなくていいじゃん!」と歓声をあげてたりするのが仕事中に聞こえてきたりする事も。たくさんの野菜と卵がスタンドに並べられ、卵なんかは40ダースくらいが毎朝午前中で完売。運のいい時は午後にも卵を出しますが、2時間もちません。鶏の肉も売っていますがウェイティングリスト80人待ちだそうです(週に一度、25〜35人くらいのお客さんが鶏を買って、次のグループが翌週買う、みたいなシステムです。だから今注文したら買えるのは1ヶ月後)。
仕事は大体朝の6時から6時間で、途中に30分から1時間近い休憩を取り(休憩時間はその時の話の盛り上がり様で変わる)お昼には仕事は終わり。夕方にも仕事する事ありますが、これも任意でやりたきゃやれるし遊びたきゃやらなくても良い、という。ゆっる〜〜。
なので、午後には自分の畑の世話をしたり、海に泳ぎにいってみたり、カワイイ男の子の働くカフェに入り浸ってこうしてブログなぞ書いてみたり出来る訳です。
HenryReedの人たちはみんな食べ物を育てるのみならず料理も食べる事も大好きなので(ベジタリアンは自分とオーナーの娘一人だけだが)、皆で薫製を作ったり、トマトやジャムを瓶詰めにしたり、"ファームミーティング"と称してファームでとれた食べ物で料理して皆で食べたりしています。

何よりも最高なのは、夏の間は全く野菜を「買う」必要がない事。
自分で育てるものとファームのもので食べる野菜のすべてがまかなわれるので
買うものと言ったら調味料とか米とかアボカドくらい。
週末以外金使わない事もしょっちゅう。








本当、これが天国じゃなかったら天国ってどんなところなんだろう??
 なんちて

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